ブーケに歴史あり
ブーケとは
結婚式の際に花嫁が持っているブーケですが、花嫁自身の拘りを感じる手作りの物や、オシャレでかわいい物もよく見かけるようになりました。このブーケに関する逸話は多く存在するようです。こちらではブーケについてのお話をご紹介いたします。
ブーケのはじまり
現在では普通に花嫁が持っているブーケですが、ブーケにもはじまりがあります。ブーケとはフランス語で花束という意味です。男性がプロポーズをする時に花束を渡したことがブーケのはじまりといわれています。その花束は今でいう結婚指輪になり、一生の愛を誓う証でもあったのです。
ブーケトスの由来
結婚式の最後のブーケトスに参加したことがある方は多いかと思います。このブーケトスの由来としては諸説あるようですが、14世紀頃のイギリスで花嫁の幸せにあやかるために、ブーケの花や小物を無理やり取ることが多くなり、その対策をしてブーケを花嫁が投げたことがはじまりいわれています。
ブーケにハーブ
中世ヨーロッパの花嫁は、タッジーマッジーという花束の中にハーブが入ったブーケを持っていました。ハーブには厄除けの力があるとされていて、花嫁を守るおまじないとしての意味が込められていたといわれています。また、19世紀のヴィクトリア女王の結婚式にて、ハーブの花束から白い花束が一般的となっていきます。